• twitter
  • facebook
  • rss
お風呂の横にまたお風呂!? マドリスト森岡友樹さんが選ぶ、おもしろ間取り傑作集。

お風呂の横にまたお風呂!? マドリスト森岡友樹さんが選ぶ、おもしろ間取り傑作集。

LINEで送る
Pocket

新しい住まいを探す時に、必ず目にする「間取り図」。間取り図には、その部屋を知る上で重要な情報がたくさん詰まっています。そんな間取り図の魅力にひそかにハマっている人が増えつつあります。引っ越しをするわけでもないのについ見てしまう、不動産屋さんの前で思わず立ち止まってしまう、さらにはおもしろい間取り図をスクラップしている……など、私たちを魅了して、さらには想像力をふくらませてくれる不思議な存在。

そんな間取り図をみんなで愛でる「間取り図ナイト」というイベントをご存知ですか? このイベントを仕切るのは、マドリストの森岡友樹さん。チケットは即完売、東京からスタートしたこのイベントも今では全国各地で開催されているそう。間取り図大好きな人たちのカリスマ、森岡さんに間取り図の魅力について伺いました。

mixiのコミュニティからはじまった、伝説の間取り図ナイトって?

2014年の間取り図ナイトツアーの様子

2014年の間取り図ナイトツアーの様子

出典:www.facebook.com/madorizunight

― 「間取り図ナイト」ってどんなイベントなんですか?

mixiで2004年9月に立ち上げたコミュニティ「間取り図大好き」から始まったイベントです。最初に開催したのは2007年10月で、知り合いも含めてお客さんは8名。みんなでスライドを見ながら大爆笑したのを覚えています。当時はまだTwitterもなく、Facebookも一般公開されたばかり。そのため、参加した方の口コミで広がっていって、2回目からは100人規模の会場でもチケットが完売するようになりました。

 

― 間取り図ナイトは毎回大盛況だそうですね! 今年で8年、間取り図ナイトを続けてよかったことは?

間取り図ナイトは様々な地方でも開催させていただいていて、日本中どこへ行っても喜んでくれる方がいるというのはもちろんうれしいです。

県を越えて泊まりで参加してくれる人や、新幹線に乗ってわざわざ見にきてくれた人……。自分も主催したいと言ってくださったり、企画にお呼びいただいたり、嬉しいことがいっぱいです。

 

― 間取り図が気になり始めたのはいつ頃ですか? 森岡さんのマドリスト歴を教えてください。

小学校低学年頃からだと思います。父が持っていたログハウスの間取り図をよく見ていたのを覚えています。まだせいぜい30年といったところです。

 

マドリスト森岡友樹さんがおすすめする、おもしろ間取り図。

― 30年の中でこれは!という間取り図について教えてください。

どれもそれぞれに面白さがあるので、これといって限定はできないのですが、見慣れていない人にも分り易いものをいつくか挙げるとこの4つになるのかなと思います。

※全て書籍「間取り図大好き!」より抜粋

 ページ3

お風呂と こ風呂は、間取り図を書いた誰かの間違いなんだろうけれども、間取り図という曖昧な存在がどういうものかを如実に表すおもしろさがありますね。

 

 ページ4

2Kは、恐らく3帖間のあいだにあった壁をぶち抜いて、玄関を一つ収納にした物件なんでしょう。その経緯を知っている大家さんからすると2Kで、間取り図的には1R。

 

 ページ2

間取り図は広告なわけで、つまりPRポイントを描くべきものなんですよね。大家さんにとっては部屋の広さより、和室か洋室かよりも、材質が杉だということがPRポイントだったと。

 

 ページ1

間取り図はあくまでも略図でしかなく、現況優先であるというのが鉄則ではあります。そして間取り図には細かなルールがありません。なので、この点線が何を表しているか分からないのです。曖昧。間取り図ってすごい。

 

― 気になった間取り図の家を見に行ったことは?

数回だけ、あります(笑)。

 

― 今は香川にお住まいなんですね。住んでいらっしゃるお部屋は、理想の間取りでしたか?

今は香川の実家を拠点にして次の準備をしているところです。なので、理想とか全く関係ないですね(笑)。香川県も含め、多拠点生活をしたいなと思っています。

 

― 今までたくさんの間取り図を見てきて、「まずここは必ずチェックする」というポイントはありますか? 例えばロフトがあるとどうしても気になってしまう…とか。

動線をイメージして読み込むことが多いので、まずチェックするのは玄関です。玄関さえ存在しない間取り図もありますからね。

 

― 玄関がない!? そんなおもしろい間取りとの出会いは、どうやって生まれるのでしょうか?

いくつかあるのですが、もっともみなさんが実施しやすいものは、不動産検索サイトで「築年数が古いものから見て行く」ことと「相場に対して比較的安い物件を探す」こと、だと思います。

 

― ズバリ森岡さんにとって、間取り図の魅力とは何でしょう?

そこで暮らす人の暮らしや、その不動産が今の形にできあがった経緯、間取り図ができあがった経緯、大家さんの想いなどを読み解く楽しさだと思います。

 

― これからどんな活動を予定していますか?

間取り図ナイトも、もともと不動産や引越しなどそういったものが、ますます身近なもの、楽しいものになっていくといいなぁと思ってやっていることなんです。今後は間取り図だけにこだわらず、それ以外の楽しみ方も提唱していければいいなと思っています。

 

間取り図から“生活”がみえてくるからおもしろい!

imasia_4978348_M

世の中にはまだまだ突拍子もなくおもしろい間取り図がたくさん眠っていそうです。 間取り図から見えてくる「?」は、生活に直結しているからこそ、よりおもしろく感じられるのかもしれません。

少しでも間取り図に興味がわいてきたら、まず間取り図ナイトをチェックしてみたり、「間取り図大好き!」を読んでみてはいかがでしょうか!?

 

「間取り図大好き!」(扶桑社)/間取り図ナイト 編

9784594067694

1008円(税込)

 

間取り図大好き facebookページmixiコミュニティ

 

 

LINEで送る
Pocket