都心で見つけた割安な中古物件は築45年
SOHOとして使うこともできるご自宅をお探しだった30代のご夫婦。ご希望は、仕事の打ち合わせも室内で行なえるよう、広めのスペースが作れるお部屋です。そこで都心にありながら価格の落ち着いた古い物件を探し、リノベーションすることをお考えでした。
そこで出会ったのが、築45年の中古マンション。内装もけっしてキレイとは言えませんが、一目で気に入り購入を即断。今では自分たち好みの空間に作り変えて、お住まいになっています。
「玄関」が、仕事場とプライベート空間をナチュラルに分割
68? ・2LDKのお部屋を、1ROOM+ウォークインクローゼットに再設計。お仕事の執務スペースとしても使えるよう、LDKを可能な限り大きくとっています。
とはいえ、ここはお仕事の場であるとともに、ご夫婦にとってのくつろぎのご自宅でもあります。オンとオフで空間を切り分ける必要があるものの、広さを出すためには、限られたスペースを細かく壁で仕切るのも避けたいところ。その悩みを解決したのが、LDKと、寝室などのプライベートスペースとの間に「玄関」を設置するというアイディア。玄関を境界線にナチュラルに空間が分割され、お仕事にも普段の生活にもストレスを与えない、充実した時を過ごせるつくりになっています。
渋谷でSOHO仕様にしたのは、将来をふまえた決断
こちらのマンション、東京の一等地・渋谷のオフィス街にほど近い場所にあり、ビジネスを行なうにはかなりの好立地。SOHOの需要も少なくありません。実は将来的に賃貸として貸し出すことも考えた場合、住宅ではなくSOHOとして貸し出すほうが賃料を高く設定できる可能性が高いのです。
割安な中古物件の価値をリノベーションで高めた、今回のマイホーム購入。“将来を見据えた賢い選択”だったと言えそうですね。
物件データ
- 面積:68?
- 間取り:2LDK → 1ROOM+ウォークインクローゼット
- 構造:マンションRC造
- 築年数(購入時):45年
- 場所:東京都渋谷区
- 家族構成:大人2人(30代ご夫婦)+犬1匹
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