クリエイターの移住先、おすすめはどっち? 高知 vs 徳島編

    クリエイターの移住先、おすすめはどっち? 高知 vs 徳島編

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    最近、クリエイターの地方移住がちょっとしたブームになっているのをご存知の方も多いのではないでしょうか。過疎に悩む地方にサテライトオフィスを構える企業、地方へ移住するフリーランスのクリエイターが年々増えているようです。

    今回は、47都道府県の中から特に話題の高知と徳島をピックアップ。それぞれの魅力を徹底解剖し、もしこの先移住するとした場合どちらがおすすめかを検証したいと思います。

    高知vs徳島、どちらのメリットが魅力的?

    あの著名なブロガーが移住した高知、情報通信インフラが全国的にトップクラスの徳島。地方移住を検討している方にとっては、実際に居を構える前に様々な情報を押さえておきたいところですよね。

    各自治体のバックアップ体制、仕事を行う際に都心では味わえないメリット、住環境、移動手段など、高知と徳島では差があるのでしょうか。

    (1) バックアップ体制

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    ●高知

    県外からの移住受け入れ体制に力を入れている高知には、移住・交流コンシェルジュと呼ばれる頼もしい方々がいらっしゃいます。

    仕事、地域・住居に関する情報提供だけではなく、移住後もしっかりとサポートしていただけるとのこと。また、多忙で高知まで足を運ぶことが難しい場合でも、定期的に都心(東京・大阪)で移住相談会が開催されているようですので、気になることはどんどん聞いちゃいましょう。

    ●徳島

    一方、同じく県外からの移住受け入れに力を注いでいる徳島には、移住者支援民間団体が存在します。

    地域は限られますが、徳島・鳴門周辺では移住先としてよく名前があがる神山町、南部では美波町に移住交流支援センターが設置されています。また、定住お試し体験は上記2つの地域だけではなく、6つの地域で受けることが可能のようです。実際に住んでみることで、明確なプランを立てられそうですね。

     

    (2) 仕事の環境

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    実際に都心から地方へ移住した場合、仕事をする上でどのような変化が起こるのでしょうか。

    ●高知

    高知には、高知のWeb業界を盛り上げるウェブクリエイターズ高知という地元が運営していらっしゃる有志のコミュニティが存在します。

    ワークショップやセミナーなどのイベントをよく開催されているので、自身のスキルアップや人脈を広げたい方にはおすすめです。仕事に欠かせないインターネット環境ですが、都市部だけでなく山奥や島などでも難なく利用できるので、安心して仕事に専念できますね。

    ●徳島

    山間部含め、全域に光ファイバーが整備されていることで有名な徳島。

    全国の中でもトップクラスをキープしている情報インフラ整備と、過疎地域におけるSOHO事業者等に対する補助制度のクリエイティブ・SOHO事業者誘致事業補助金で通信費が補助されるため、これからどんどん徳島へ移住するクリエイターは増えるのではないでしょうか。

     

    (3) 住みやすさ

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    ●高知

    高知市付近では、2LDK、3LDKのオートロック付きの物件が10万円以下で探せます。デパートは1軒のみですが、スーパーや商店街で食品・日用雑貨の買い出しは東京などと変わらず済ませられそうです。

    また、土佐の海・山に囲まれた暮らしを満喫したい方には土佐市空き家バンクで空き家を探すのもおすすめ。安価で購入できる物件を自分好みにリノベーションしてもいいですね。

    ●徳島

    徳島市付近は高知市よりも家賃の相場が安く、3LDK、4LDKのオートロック付き物件が10万以下で探すことができます。ご家族と一緒に移住を検討していらっしゃる方も、経済的な面で安心して居を構えられるのではないでしょうか。

    市の中心部から離れて山間部で生活を営むことも高知同様おすすめです。

    自身のライフスタイルに合わせた選択肢があるのはうれしいですね。

     

    (4) 交通・移動手段

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    出典:www.tosaden.co.jp

    日常生活を送る上で欠かせない移動手段ですが、高知も徳島もマイカー所有者が大半を占めているようです。しかし、どちらも市の中心部であれば自転車での移動も難しくないようです。

    ●高知

    高知のとさでん交通には4種類の電車一日乗車券(市内均一区間は大人500円・子供250円、全線乗り放題は大人1000円・子供500円)もありますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

    ●徳島

    徳島は通称汽車(気動車)で移動を行う全国で唯一電車が走っていない県でしたが、最近では自己充電型バッテリー電車Smart BEST(スマートベスト)も登場。残念ながら期間限定の営業運転でしたが、実用化に期待大ですね。

     

    (5) 食べ物のおいしさ

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    ●高知

    高知といえばカツオ! 海が近い高知だからこそ味わえる鮮度の良いカツオは、たたきよりもお刺身の方が美味しいそうです。是非味わってみたいですね。

    暖かく雨の降りやすい気候から夏野菜が育ちやすく、その日の朝に採れたものがスーパーの店頭に並ぶとか。お料理が楽しくなりそうです。

    ●徳島

    徳島は脂ののったハモ、地鶏「阿波尾鶏」が有名ですね。ハモは一年を通して美味しくいただけることができるそうです。「阿波尾鶏」は他の地鶏と比べて低脂肪なので、ヘルシーなメニューを作るのにぴったり。

    他にも、生しいたけ、カリフラワー、すだちなどの生産量がトップクラスの徳島。こちらも毎日のお料理が楽しくなりそうです。

     

    (6) デメリットは?

    ●高知

    県外からの移住に対する受け入れ体制の基盤、仕事のしやすい環境がしっかりと整っており、住みやすく、食べ物もおいしい。

    特にデメリットらしいデメリットは見当たりませんが、アルコールが苦手な方にとっては高知の日中からお酒を飲んでも誰も驚かない習慣や、頻繁に行われる“飲みニケーション”が気になってしまうかもしれません。かといって、お酒を飲めない方を邪険に扱うような方はいらっしゃいませんので安心してくださいね。

    ●徳島

    また、徳島はお遍路さんたちを迎え入れる「発心の道場」が位置づけられているため、住んでいる方々の“おもてなし”の心が強いのが特徴。あっさりとした人間関係を好む方は少々気疲れしてしまうかもしれません。

     

    移住を考えているクリエイターに優しい町

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    高知vs徳島、いかがでしたか?

    どちらの県も、クリエイターの今後の移住先として十分な魅力を持っていることに間違いなさそうです。

    興味のある方は、まずは都心で定期的に行われている移住相談会などのイベントに顔を出してみたり、実際に現地へ何度か足を運んでみると良いでしょう。同じように移住を検討している方や実際にその地域に住んでいらっしゃる方との新しい人間関係が生まれるかもしれません。

    クリエイティブな仕事は、都心でなければできないわけではありません。通信インフラを最大限に活用し、過疎地域がクリエイターたちの移住によって活性化する日はそう遠い未来ではないと思います。

     

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