壊せない「壁」を活かした空間づくり。人の集まるキッチンとインナーテラスで心地いい暮らし。

    壊せない「壁」を活かした空間づくり。人の集まるキッチンとインナーテラスで心地いい暮らし。

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    壁式構造もなんのその。間取りを変えるだけがリノベーションじゃない!

    築38年、閑静な住宅街に位置するマンションの一室。リノベーションするに当たって課題となったのが、このマンションの「壁式構造」でした。

    ●壁式構造とは…
    柱や梁(はり)ではなく、壁で建物を支える構造。空間をすっきりと使える反面、もともとある壁を壊したり動かしたりすることができない。

    ※柱や梁で支える構造を「ラーメン構造」といい、こちらの場合は大抵の壁を取り除くことが可能。

    構造上取り払うことのできない壁が多く、間取りを変更する自由度がない、というデメリットをどう解決するかが最大のキーポイント。

    ▼リノベーション後
    リノベーション後

    「人の集まるキッチンと、光を取り込みつつ広がりを感じられる一体的な空間」というご家族のご要望をもとに既存の間取りを最大限に活かした、3LDK+ウォークインクローゼットというプランが立てられました。

    空間の使い方ひとつでこんなにも違う!快適なLDKが誕生。

    大きな変更点はクローズドキッチンをオープンキッチンにした所。元の暗くて手狭なキッチンが、ダイニングともつながった広々キッチンへと生まれ変わりました。

    キッチン

    白を基調としたことで圧迫感が抑えられ、なおかつスッキリとした印象に。アイランドキッチンを採用し、ダイニングテーブルを隣に配置したことで「人の集まるキッチン」を実現しました。キッチンからは水周りにもアクセスが良いため、家事導線もバッチリです。

    renovation-keep-wall-04

    窓からはたっぷりの光が差し込み、明るい空間が広がっています。壁や天井を白で統一し、落ち着いた色のフローリングをリビングまで敷き詰めて一体感を出しています。

    インナーテラスのあるリビングは、セミクローズドの落ち着く空間。

    一方、リビングは壁の一面を深みのあるブルーにしてモダンな印象に。キッチンとは異なる趣の落ち着いた空間となっています。

    リビング

    また、窓辺の一角をインナーテラスにしているのが特徴的。床をタイル張りにし、天井には頑丈なスチールパイプを設置しました。

    スチールパイプ

    こちらは物干し竿を兼ねた、ご主人の日課であるサスペンショントレーニング用。このインナーテラスは、キッチン側からは壁で見えないようになっているのもポイントです。

    子ども部屋

    寝室

    子供部屋にはマスタード、寝室にはブルーグレー、お手洗いにはブルーグリーンのアクセントウォールがそれぞれに施され、部屋ごとに印象を変えているのも楽しいお住まい。

    ドアの色はブラックに

    廊下に面したドアはブラックで統一してメリハリをつけるなど、バランスを考えられたインテリアが秀逸です。

    他にも、真鍮製のドアノブや斜めに造られた玄関土間、ブラックのスイッチプレートなど、細かい所にもこだわりを尽くして完成したこちらのお住まい。間取りを大幅に変更せずともここまでイメージを変えられる、というリノベーションのお手本となりました。

    家族の集まるキッチン

    物件データ

    ▼リノベーション前
    間取り図(リノベーション前)

    ▼リノベーション後
    renovation-keep-wall-after

    • 築年数:38年(完工時)
    • 面積:92?
    • 間取り:4K → 3LDK+ウォークインクローゼット
    • 構造:RC(壁式構造)
    • 場所:東京都世田谷区
    • 家族構成:30代ご夫婦、お子様2人

    ギャラリー

     

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