日本人は“感情”で家を買う!? マネーフォワードCEO辻庸介さん、家探しの悩みを語る。

    日本人は“感情”で家を買う!? マネーフォワードCEO辻庸介さん、家探しの悩みを語る。

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    マネーフォワード辻庸介さんへのインタビュー連載(聞き手:リノベる。山下社長)、
    前回までの記事はこちらから。

    【part1】 “お金のプロ”マネーフォワード辻庸介CEOに聞く、賢い家の買い方とは?

    “なんとなく”で家を買う、日本人。

    マネーフォワード 辻(以下、辻):
    実は僕も最近、ちょっと家を見に行ったりしてるんですよ。

    リノベる。山下(以下、山下):
    おお、マンションですか?

    辻:そうです。ついこの間も、新築マンションを見に行きまして。で、やっぱりキレイなんですけど、なんか面白みがないっていうか。画一的じゃないですか。機能的には優れているんでしょうけど、自分が住む場所としては何かこう……。

    山下:その感覚は分かる気がします。実は僕も、自分で会社はじめる前は新築のディベロッパーにいたんです。そのときの経験からお話すると、新築って極端に言うと“クレームが起こりにくい”作りになっているんですよね。

    要は、大量生産なんです。誰が見ても「100点じゃないけど、まあOKだよね」というもの。

    例えば、壁を塗装で仕上げると、質感はよくなりますが、一方で汚れが目立ったりとかマイナス面もあります。それを味わいと捉えて歓迎する方もいらっしゃいますが、あくまで一部。

    だったら、ビニールのクロスであれば汚しても雑巾で拭けばいいのでそれにしておこう、と。これが新築マンションの発想なんですよね。

    辻:なるほど?。海外はまた違いますよね。僕もイギリスに行ったことあるんですけど、ヨーロッパとか古い建物がめちゃくちゃ多いじゃないですか。

    山下:ヨーロッパって、家を買う人が10人いたら9人が中古を買うと言われているんです。日本だと逆で、10人中9人が新築を買う。日本の状況って世界的にみるとかなり特殊なんです。

    辻:中古を選ぶ人って10%しかいないんですか!?

    山下:そうなんです。僕もさまざまなお客さまと接する中で感じているんですが、家って高額なお買い物のはずなのに、意外なほど“感情”で買う方が多い。

    なんとなく新築のショールームに足を運び、「いいなあ」「でも高いなあ」「買えないだろうなあ」と思いつつ、試しに1回ローン審査を受けてみると、通っちゃった。じゃあ思い切って買っちゃおうか…という感覚なんですよね。あんまりロジカルではないんです。

    マネーフォワード辻さんとリノベる。山下さん

     

    中古って、本当に大丈夫なの?

    辻:直感的に、“中古は怖い”と感じているというのはあるかもしれませんね。電気・ガス・水道は大丈夫なのかな、とか。

    山下:ライフラインに関しては、リノベーション工事で、新しいものに取り替えることもできるんですよ。

    ちょっと宣伝みたいになってしまうんですけど、僕がやっているリノベる。では、お部屋をまずスケルトンまで戻すようにしているんですね。コンクリートの構造むきだしの状態まで戻すんです。で、その中の電気の配線、水道・排水管、全部まっさらにします。

    辻:保証はしてもらえるんですか?

    山下:新築と同じ保証をつけます。家電のような延長保証も、もうすぐ始まります。これはリノベる。だけでなく、リノベーション業界自体が保証を厚くする方向に動いてきていますね。

    辻:マンションだと、音の心配ってどうなんですか?物件が古いと、壁が薄かったりしませんか?

    山下:そうですね、新築より割合は多いと思います。ただ、対策はうてます。壁をはることもできますし、何より中古マンションの場合は事前にお隣さんを確認できるのが大きいです。買う前にピンポン押してご挨拶すれば、どんな感じの方か分かるじゃないですか。そこで音のチェックもできますし。

    辻:なるほど?。新築ではそれはできないですよね。
    実は以前、夜中に書類か何かをコピーしただけで、その音にすっごい苦情もらったことがあるんですよ。コピーだけですよ?

    山下:音とか匂いって、人によって感じ方が全然違いますからね…。マンションの場合、あくまで集合住宅なので、そこは事前に確認して、自分たちのライフスタイルに合うか合うわないか、チェックしたほうが絶対にいいです。

     

    (次回に続きます)

    ※第3回はこちらから
    住宅購入に向けた、上手なお金の貯め方とは? マネーフォワードCEO辻庸介さんに学ぶ。

     

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