購入予定の一戸建てに欠陥がないか、プロに診てもらうことはできる?

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    Q.購入しようと思っている住宅を調べたい

    ▼質問者:30代男性

    このたびとある住宅地で建売住宅を購入しようと思っており、ちょうど欲しい物件に出会えました。ですが、高い買い物なので、購入前に欠陥住宅かどうかプロに調べてもらいたいと思っています。

    購入先の建築士などに頼むと信用出来ないので、誰か第三者にお願いしたいと思っているのですが、あてがありません。こういった場合にどこに相談すれば建築士の人を紹介してくれるのでしょうか?また、調査費用はどの位かかるのでしょうか?


    A. 「住宅診断士」への依頼をおすすめします。

    ▼回答者:40代男性(建築士)

    新築住宅を購入する際、第三者の住宅診断士が調査することにより、多くのメリットがあります。

    まず、第三者の一級建築士である住宅診断士のチェックを経ることで、安心して居住できるという点。欠陥住宅に手を出してしまうリスクを避けることができます。

    また、住宅の構造・設備など細部にわたるポイントを把握し、住宅の資産価値を保つという意味でも、住宅診断士の報告書は有用です。将来的に住宅を手放したり売却することになった際も、報告書をもとに、住宅の修繕箇所や改善点など根拠をもって説明することができます。なお新築住宅診断は、建売住宅(分譲住宅)だけでなく、注文住宅も対象となります。

     

    住宅診断士の探し方に関しては、住宅診断会社が全国にあるので、お住いの地域から探すのが一般的だと思います。もしくは、NPO法人の「日本ホームインスペクターズ協会」のホームページがおすすめですこちらでは全国から住宅診断士を検索できますので、チェックしてみてください。

    住宅診断士を選ぶ際の注意点としては、まず第三者性が保たれているかを見極めましょう。住宅診断会社がリフォーム業や不動産業を兼業していないか、また売主側と関係がないか、チェックすることが必要です。

    そのほか、建築物を診断する上で建築基準法などの関連法規の知識が必要になってきますので、担当者が建築士であるかどうか、どのような資格を持っているのか確認を取るのも必要になります。担当者の経験または実績など、過去にどのような新築住宅の診断をしたことがあるかなど、聞いておいたほうが安心でしょう。

    費用の目安に関しては、目視による一次診断の場合、建築物の大きさ(調査する範囲)や担当する診断士の人数などによって変動しますが、基本的な調査範囲であれば5?6万円前後が一般的。検査機材を使用して耐震診断を含む詳細診断(二次診断)をする場合、調査範囲を広げて詳細に調査するならば10?15万程度です。

    報告書は、購入判断やメンテナンス、維持管理、またはリフォーム時に役立つ大事なデータなので、できる限り詳細なものが良いです。素人がみても分かりやすいように、各部屋ごとに詳細な報告書になっている方がなお良いと言えます。

     

    ※上記は個人の見解にもとづく回答です。詳しくは各種専門家にご相談ください。

     

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