自宅の空き部屋で「民泊」を始めたい!部屋にはカギをつけるべき?

    自宅の空き部屋で「民泊」を始めたい!部屋にはカギをつけるべき?

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    Q.民泊で利用する部屋に鍵は必要ですか?

    ▼質問者:30代女性

    話題の民泊を始めてみたいと思っています。自宅に余っている部屋はあるのですが、その部屋は普通の部屋で鍵もついていません。

    民泊に利用する部屋には鍵が必要でしょうか。もし鍵が必要であるならばどのような鍵がいいのでしょうか??部屋の中からだけかけられる鍵や、部屋の外からだけかけられる鍵ではダメなのでしょうか??駄目だとしたら、どのような理由で駄目なのでしょうか。


    A.トラブル防止のためにも鍵はつけておいたほうが安心ですが、オーナーとしての考え方次第です。

    ▼回答者:40代男性(不動産業従事者)

    結論を先に述べると、民泊に鍵は「あった方がいい」という回答になります。

    現時点で民泊の代表的な仲介会社であるAirbnb社では居宅の「一部屋」を貸し出している方も多いと聞きます。プライベートな空間を共有する以上、鍵を設置して、宿泊期間中だけその鍵を貸し出している方が圧倒的に多いようです。

    鍵を設置するのは「リスク回避」の側面もあります。到着から出発までうまくいっている宿泊者だといいのですが、万が一「部屋に置いておいたお金がなくなった」「旅行道具が壊れた」となったらオーナー(もしくはオーナーの家族)が疑われます。これは鍵のない場合のほか、ご質問にあった中からのみ(外からのみ)かけられる鍵の場合も同様です。

    オーナー側としても、宿泊者が貸し出しスペース以外に入ってこない保障はありません。お互いに「誰が盗んだ(壊した)」という話になると、オーナーと宿泊者側の良好な関係が崩れてしまいます。それを避けるために、予め鍵を渡しておくと良いでしょう。

    更に述べると、貸し出す鍵はオーナー側で「マスターキー」を作成しておくことを勧めます。宿泊者が急な体調不良になった場合など、部屋に入らなければいけないこともあるでしょう。そのときに宿泊者が鍵をかけて在室していると、なかなか入ることもできません。

    その場合、マスターキーの存在については、宿泊開始時に説明しておくべきでしょう。「(お互いの)プライベート重視のために鍵を渡すけど、何かあれば(マスターキーで)入るから」と伝えておくと信頼感の熟成にも繋がります。

     

    一方で、オーナーのなかには、敢えて鍵を設置しない方もいます。

    たとえば民泊を営んでいる筆者の友人は、宿泊者を「家族」と考え、「同じ屋根の下に住む家族に鍵は必要ない。(何かあったら)話し合えばいい」という考えを持っています。

    鍵を渡すと、いくら口頭で「家族」と言っても、少なからず距離感が生まれてしまいます。中(外)のどちらか鍵をかけることも同じです。

    民泊を空き部屋の活用と考えるか、日常の生活では触れることのできない文化との交流と考えるかによって、鍵は「あった方がいい」か「必要なものではない」なのか答えを出すことができるのではないでしょうか。

     

    ※上記は個人の見解にもとづく回答です。詳しくは各種専門家にご相談ください。

     

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