錆びついたトタン屋根の葺き替え、DIYでできる?錆の対処法は?

    錆びついたトタン屋根の葺き替え、DIYでできる?錆の対処法は?

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    Q.トタン屋根の葺き替えの可否と錆の対処法を教えて

    ▼質問者:60代女性

    自宅である一戸建ての平屋の屋根に関する質問です。屋根はトタン製なのですが、築40年経過していることもあり、ところどころ錆び付いています。3年おきにDIYで塗装してその錆を悪化させないようにしているのですが、そろそろこの方法にも限界を感じています。

    葺き替えを検討しているのですが、やる気があればDIYでも作業は可能なのでしょうか。心配しているのは、屋根の錆付きが原因で雨漏りしたり、屋根が風で剥がれて吹き飛んだりしないかということです。この心配事が解消されるのであれば他の方法でも問題ありません。DIYによる屋根の葺き替えの可否と錆の対処法について教えてください。


    A.錆がひどい場合は、葺き替えを検討しましょう。ガルバニウム波板やポリカーボネイド波板がおすすめです

    ▼回答者:50代男性(一級建築士)

    トタンはどうしても年月とともに風雨にさらされ、錆が発生してくるのはさけられないものですね。そのため、ときどき塗装するなどの対処をしないと、いつの間にかボロボロになってしまいます。

    錆びに対処できるかどうかは、やはりその錆の進行度合いによって異なります錆が軽く浮いている状態でしたら、塗装を上塗りすることで十分に対処可能です。しかし、触るとボロボロと崩れる段階まで進行してしまいますと、もはや手遅れということになり、葺き替えが必要になってきます。

    トタン全体の錆落としの作業をするのはとても手間のかかる作業で、よほど軽度なものでない限り、塗装で対応するのが現実的な方法であると考えます。きちんと塗装すれば5年前後は大丈夫でしょう。

    塗装がいよいよ面倒ということであれば葺き替えを検討することになりますが、ここでおすすめしたいのがガルバニウム波板。外見はトタンと類似していますが、錆への耐久性が非常に強く塗装の必要もない優れた素材です。これをトタンの代わりに葺いていくことで、錆の心配と無縁のメンテナンスフリーの屋根が出来上がります。

    ちなみに今あるトタンは、崩れて穴が開いているような状況でなければ、あえてはがしたりせず、その上からガルバニウム波板を葺いていけばよいでしょう。そうすれば一度に葺き終わらなくても、少しずつできる範囲で継ぎ足していくように、マイペースで葺いていくこともできますのでとてもおすすめです。

    またガルバニウム波板が手に入らない場合ではポリカーボネイド波板で代用するのも良いでしょう。半透明ですので、やはりもともとのトタンはそのままで、上にかぶせるように葺きます。ポリカーボネイドはもともとカーポートなどにも使用される耐候性に優れた素材ですので、トタン屋根の補強としては十分すぎるほどの性能があります。

    ちなみにガルバニウム波板はホームセンターなどであらかじめカットしてもらうか、自分で電動工具をつかって切りましょう。固定するのには必ず普通の釘ではなく傘つきのスクリュー釘を用いることに留意してください。一見難しそうにも感じられるかもしれませんが、トタンにペンキ塗りできる程度の器用さがあれば、特段難しいことはありません。

     

    ※上記は個人の見解にもとづく回答です。詳しくは各種専門家にご相談ください。

     

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