電気代が高くなり、冷えの原因ともなるエアコン。できるだけ使わないように……と考える人も多いですよね。残暑の時期、エアコンをつけずに乗り切るにはどうするのがいいのでしょうか。暑い夏を少しでも涼しく感じるための工夫とは? 今回は、残暑の続くお家をエアコン以外で涼しくする方法についてアンケートをとってみました。
【質問】
残暑の続くお家をエアコン以外で涼しくする工夫は?
【回答数】
風鈴など涼しい音を鳴らす:37
模様替えをしてスッキリさせる:37
爽やか系のルームフレグランスをまく:13
爽やかな観葉植物をおく:13
暑さ対策のカギは「気分を変える」こと
アンケートの結果、「風鈴など涼しい音を鳴らす」「模様替えをしてスッキリさせる」という2つの意見が同率の一位となりました。
風鈴など涼しい音を鳴らす
風鈴の音を聞くと涼しく感じるので、夏は窓近くに垂らしている。(20代/女性/個人事業主)
風鈴のチリンチリンという音を聞けば、いくらか気分的に涼しくなると思うので。(20代/男性/パート・アルバイト)
日本の夏に風鈴は欠かす事が出来ないアイテムの一つだと思います。(50代/男性/公務員)
模様替えをしてスッキリさせる
家の中の風の流れを遮らないように、家具・家電の置き場所を考える。(30代/女性/個人事業主)
物があってゴチャゴチャしているとなおさら暑く感じるので、部屋の中は模様替えをして不要なものはすっきりさっぱり捨てます。(60代/女性/個人事業主)
日本の夏の風物詩、風鈴。その音を聞くことで、気分だけでも涼しく感じたいと願う人が多くみられました。耳から入ってくる心地よい響きは気持ちを落ち着かせ、美しい夏の風景を呼び起こす効果もあるのでしょう。模様替えをしてすっきりしたいと答えた人は、家の中に風の通り道を作ることで、物理的に涼しくしようと考える人が多いようです。スッキリと片付いている部屋は、見た目にも涼しく感じられます。散らかっていることに対するストレスを無くすだけでも、暑さに対する不快感が和らぐのでしょう。
香りやグリーンで、涼しさを演出?
次いで、残り2つの選択肢「爽やか系のルームフレグランスをまく」「爽やかな観葉植物をおく」にも、同数の票が集まっています。
爽やか系のルームフレグランスをまく
放っておくとじめじめ、汗臭い感じになってしまうので。香りでリフレッシュすることで厚さを和らげる。(30代/女性/専業主婦)
ミントの香りなど、すっとするものを部屋にスプレーしています。(40代/女性/専業主婦)
暑いのはどうやっても暑いので、せめて香りだけでも涼しくすればいいと思います。(50代/男性/専業主婦)
爽やかな観葉植物をおく
トロピカルな雰囲気の観葉植物をおいて、気分だけでも南国リゾートにいるように感じられれば多少の暑さも気になりません。(30代/女性/正社員)
植物でグリーンカーテンなどをすると少しは日差し除けとしても役立ちます(40代/男性/正社員)
香りで気持ちをリラックスさせることで、暑さをまぎらわせようという工夫でしょうか。ルームフレグランスを利用することで汗臭さも解消されることから、夏に感じる不快感を少しでも和らげ、気分よく過ごすことが暑さ対策につながると考える方も少なくないようです。一方、グリーンカーテンで物理的に日差しを遮ることで、涼しさを感じるという意見もありました。また、観葉植物を置くことで南国にいる気分も味わえるという回答も。暑い夏を逆に楽しんで乗り切ろうというポジティブな意見も見られました。
少しでも暑さを和らげる工夫を!
エアコンをつけないで残暑を乗り切るためには、気分そのものを変えてしまうことが重要であると言えそうです。暑さに直接関係のないことであっても、自分の周囲にあるストレスをできる限り減らすことで、暑さからくる不快感を和らげることができるかも。今回のアンケートの結果も参考にしつつ、自分にとってのベストな方法を探してみてはいかがでしょうか。
アンケート実施概要
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年07月19日?2017年08月02日
■有効回答数:100サンプル